トムラウシ山

 2141m
1998年7月15日〜18日 歩行時間 (1日目) 5時間
       (2日目) 9時間
       (3日目) 9時間
(1日目)層雲峡 → 黒岳 → 北海岳 → 白雲岳避難小屋幕営地
        
(2日目)白雲岳避難小屋幕営地 → 忠別岳 → 五色岳 → 化雲岳 → ヒサゴ沼幕営地
       
(3日目)ヒサゴ沼幕営地 → 北沼 → トムラウシ山 → 前トム平 → トムラウシ温泉
     



●層雲峡〜白雲避難小屋
 山の先達Y氏御夫婦と、北海道の背骨トムラウシを縦走する事にした。
 7月14日、羽田発の最終便で千歳に降りる。札幌迄移動して、明日からの縦走に備えた。
 7月15日、JRとバスを乗り継いで層雲峡へ。ケーブルとリフトを使って、黒岳登山口まで上がった。こここから約1時間の行程で、黒岳の山頂を目指す。リフトで7合目迄入れる事もあって、軽装の入山者が多い。よく整備された道の両側には、高山植物の花が至る所に咲いていて、歩いていて飽きない道だ。黒岳山頂はガスがかかっていたが、時折雲間から北鎮岳が顔を出した。黒岳から北海岳、白雲岳分岐迄は、ゆったりとした高原状の丘を登り下りする。一つ一つの地形が大きく、さすがは北海道の山だと妙に納得出来た。歩き出して約5時間、今日の幕営地である白雲岳避難小屋のテントサイトに到着した。  
●花園の中の縦走路
 7月16日快晴。白雲岳避難小屋からは、遠くトムラウシが朝日に染まって、桃色に見えた。今日の行程は、忠別岳を越えて、トムラウシ直下のヒサゴ沼幕営地までである。この縦走路、とにかく高山植物が素晴らしい。平ヶ岳周辺の溶岩台地は、どこまでもコマクサの花畑が続いているし、化雲平では黄色のタカネスミレ、ピンク色のミヤマシオガマやエゾザクラ、クリーム色のチングルマの中を延々と進んだ。約8時間の行程で、ニッコウキスゲの咲く沼に「ニペッツ岳」が浮かんで見える、ヒサゴ沼の幕営地に到着。縦走路とヒサゴ沼幕営地を結ぶ道には、残雪がたっぷりあり、これで冷やしたビールが美味しかった。

●ヒサゴ沼〜トムラウシ〜トムラウシ温泉

  7月17日ヒサゴ沼から縦走路に戻り、トムラウシを目指す。 「日本庭園」過ぎた辺りは、大きな石を跳び渡る様に道がつけられており、少々歩き難い。ここを登りきると、トムラウシが目の前にせまってきた。北沼からの最後の岩轢斜面を登りきると、360度の視界が広がるトムラウシ山頂である。正面には、オプタテシケ山・十勝山・美瑛山等の十勝連峰。右手にはニペッツ山。振り返ると、昨日登り越して来た忠別岳の向こうに、大雪の山塊が見える。
  トムラウシはとにかくスケールの大きな山で、層雲峡からトムラウシ温泉への縦走路は、北海道の山のスケールの大きさと、高山植物の花を満喫出来る素晴らしいコースであった。いつの日にか再登出来る事を念じつつ、トムラウシ温泉へと下った。


白雲小屋から遥かに望む
トムラウシ



王冠の形が特徴のトムラウシ

なかなか近づかない忠別岳


ヒサゴ沼幕営地からのニペソツ山


トムラウシ山頂から望む十勝連山

トムラウシ山頂にて

トムラウシ公園から振り返る
  ○ トムラウシ縦走山行レシピ
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