夕張岳

1667m
2001年6月30日 歩行時間  約5時間30分
登山口 → 冷沢 → 望岳台 → お花畑 → 吹き通し → 夕張岳 → 望岳台 → 小ピーク → 登山口
7:00   7:50着  8:40着  9:45着  10:10着  10:25着  12:15着  12:50着  13:30着
        8:00発  8:50発  9:55発          11:00発 



●カーナビ付のレンタカー
  固有の高山植物の咲く山として有名な夕張岳に登った。札幌から高速を利用すると約2時間で登山口まで行くことが出来る。夕張岳山行の為に前日の夕方からレンタカーを借りたが、これが何とカーナビ付の車であった。何時も地図を頭に叩き込んで、人間カーナビ状態で山を目指すのであるが、さすがにGPSは正確で、その便利さに目から鱗。標識だけでは不安な分岐路も自信を持って曲がれるし、分岐を見逃すことはまずなくなる。帰ったら自分の車にも是非付ける事にしよう。ただ林道の情報は今ひとつの様で、夕張林道を走っている内に山野の中を走っている表示になってしまったのは御愛敬。  
冷沢コースと馬の背コースの分岐


シラネアオイの咲く登山道
シラネアオイの群落を抜けて
  林道ゲートに車を停めて歩き始めると、程なく「冷水コース」と「尾根コース」の分岐点に達する。登りは途中の沢で涼の取れる冷水コースを進む事にした。樹林帯の中を程良い傾斜で進む登山道を歩くこと40分、冷水に到着する。水場で思わず口に含んだら甘味のある水だった。美味しい。あ、エコノキクス。そういえば北海道の山では涌水以外の流水を飲むとエコノキクスに感染する可能性がある事を思い出した。こんなに美味しい水なのにと思いながら、持参のスポーツ飲料で喉の渇きを癒す。
  尾根コースと合流する辺り迄登ると、登山道脇に薄紫色のシラネアオイが見られ始めた。今まで自生したシラネアオイの花に出会った事はあまり無かったが、可憐な感じの何ともいい花だ。それが次から次へと現れてくる。登山道がシラネアオイの群落地の真ん中を抜けている様で、次々に現れる花を楽しんでいる内に何時の間にか望岳台に到着した。 

雪渓越しの夕張本山
  望岳台から先は樹林帯が切れはじめて、次第に展望の良い道となる。近くに「ユニ夕張岳」、その先には夕張山系の主峰「芦別岳」も見える。所々で登山道が残雪を横断する様になると、漸く正面に夕張岳が見え始めた。
花畑付近より芦別岳を望む
●高山植物の山
 
夕張岳は花の山としても有名な山で、東北の早池峰山と同様「蛇紋岩」質の土壌も影響してか固有種も数多い。この日も「ユウパリコザクラ」や「ユウパリソウ」等のユウパリの名を冠した高山植物に出会うことが出来た。特に山頂直下の「吹き通し」付近の風衝地の花畑は見事で、何時まで見ていても見飽きない。

花畑と低木のパッチワーク

花の中を進む登山道
●山頂からの大展望
 
「吹き通し」からは最後の一登りで山頂に到着する。林道ゲートから歩き始めて3時間半、漸く辿り着いた山頂では360度の大展望が待っていた。芦別岳を主峰とする夕張山系の山々、十勝連峰から遥か大雪へと連なる山並み、雲間から見え隠れしているのは日高の山であろうか。山頂に吹く風は爽やかで、汗がすうっと引いて行くのが分かる。何時まで見ていても見飽きない、大展望の楽しい夕張岳の山頂であった。  

夕張岳神社と山頂部

夕張岳山頂

山頂より小岳を振り返る
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